前回に引き続き、妊娠4ヶ月目の振り返りをまとめていきたいと思います。
改まってこうして振り返ってみると、嬉しい気持ち、辛い気持ち様々な思いを思い出してきます。
妊娠10ヶ月間、十月十日なんてよく言いますが、赤ちゃんと一心同体でいられる期間って一生の時間枠の中でみたら本当に短いんだなあ・・・と。
特につわりで体調が辛い時期は、「早く過ぎろ〜〜」なんて思ってしまいますし、つわりが終われば終わったで、疲れ易さは変わらない・・はやく産休に入ってゆっくり休みたい、という気持ちも正直なところですし、本当に色んな思いが交錯しますが、とにかく今を大切に、二度と戻らない今日を1日1日丁寧に過ごしていけたらなあ、と思います。
●12w目
つわりの終わりの平均は12〜15週ころ、と書いてある雑誌が多かったのでもうそろそろ終わりに違いない、身体が楽になるに違いないと自己暗示をかけつつ、じっとつわりちゃんが過ぎ去るのを待っていました。
単純な性格のため自己暗示が効いたのか、まだまだ嘔吐はしていましたが、多少吐き気が和らぎ、足取りが軽くなった印象がありました。
妊娠を報告している同僚からも「少し顔色が良くなってきたね。」と。
仕事が終わると自宅に帰る気力がなく、毎日タクシーで帰っていましたが(おかげ様で金欠でしたが、背に腹は変えられなかったので。)この頃から電車に乗って帰れるように。仕事中も笑顔を自然に作れる余裕もわずかに出てきたりなんかして、少しずつではありますが、体力の回復を実感する出来事が増えてきました。
なにより、無事に4ヶ月目に突入したことが嬉しかったです。
●13w目
つわりの終息は少しづつながらも感じてきているものの、この頃は仕事などで疲れが溜まると吐いてしまう、というパターンになっていました。
食べられる食事の品目も増えてきましたが、食欲はまだまだ戻らず。調子に乗って、香辛料の強いものなど身体に合わないものを食べると気持ちが悪くなっていましたし、友達と軽いランチに出かけた後も疲れてしまって、2〜3日は体調の悪い日が続いていました。
妊婦検診ではいよいよ経膣エコーから経腹エコーへ。
赤ちゃんの首の後ろに浮腫みがないか、出生前診断を希望するか、などを確認するのはこの時期のようでした。
検診の後、つわりで体重が5キロ近くも減っていることが判明し、色々な品目を摂るため自然食ビュッフェへ。食べ過ぎないようセーブしていたつもりでしたが、身体へのダメージは大きかったらしく、その後も2〜3日は体調が悪くぐったりしていました。
●14w目
少しでも無理をすると、翌日・翌々日に体調不良を引きずってしまう、と学習したため、休みの日はなるべくゆっくりして身体を休めることに専念しました。
お休みの日は1日あたり4〜5時間のお昼寝を毎回していました。
お昼寝は幾らでも出来ました。ただ、日中眠りすぎると夜、浅眠になりましたが・・。
この頃から、調子のよい日は少しづつ食事の準備も出来るようになっており、ご飯を炊いたり、簡単な汁物を作ったり、野菜を切って食べていました。
やっぱり、自分で作ったご飯が一番美味しい!と感じたのもこの頃でしょうか。
その日の体調に合わせて、自分好みの味付けをして食べることが一番身体にとって優しいんだな、と再実感。(1日1食程度が限界でしたが・・。)
そして、食べたいけど食べれない食の欲求が病的なくらい爆発したのもこのころ。
コロッケ食べたい、お寿司食べたい、ラーメン食べたい、トンカツ食べたい・・・
食べたら間違いなく具合が悪くなるであろうものがとにかく食べたくて、食べ歩きのブログを見つけてはひたすら閲覧し、「ご飯を美味しく食べる事って、なんて幸せなことだったんだろう。今まで当たり前に色んなものを食べてきたけど、食べられなくなると、こんなに有り難みを感じるなんて・・・」と時には涙する日も。
食べたいけど思うように食べれない、ということが思っている以上にストレスになっていたようです。
クリスマスを迎えたのも14週目でしたが、毎年焼いているケーキは断念し、ビーフシチュー、パエリア、サラダなどを作りましたが、作っただけで疲れてしまい、結局ほとんど食べれませんでした。
●15w目
妊娠初期最終週。あと1wでいわゆる安定期に入れる!ということで安堵しつつも、まだまだ油断は出来ない、と身を引き締める毎日でした。
年末だったため、世間はお正月モードに突入し街は賑やかな装いでしたが、人ごみの中に行ってインフルエンザなどのウイルスをもらってもいけない、と思い休みの日は自宅で静かに過ごしていました。
日に日に体調が戻っていく感覚がありつつも、無理がきかないのは変わらず。
「安定期になったら、今まで行けなかった買い物や映画、友達との食事を楽しみたい!」と夢見ていたマタニティライフでしたが、なんだかちょっとしんどそう・・と現実を実感。
妊娠経過は個人差が大きいので、マタニティライフが快適で楽しかった、という方もおられると思いますが、しるみの場合は疲労感が強く、体調が回復したきたからといってピョンピョン跳ね回れるタイプではなかったです。
自炊の回数も増え、年末の食料の買い出しもボヨを引き連れて朝一番のスーパーへ行って人で込み始める前に撤収。ダラダラとテレビをみてゆっくり過ごしていました。