特別暑かった今年の夏も終わり、空気が一層澄んできたこの頃。
秋の始まりはなんだか寂しくなりますが、しるみはこの寂しさも含め、秋が大好きです。
稽留流産せずに、無事に月日が過ぎていたら、本当ならば10月頭が出産予定日でした。
あと2週間足らずで我が子に会える、という喜びの時期に、しるみのお腹はペタンコでなんだかどうしようもなくやるせない気持ちになってしまいます。
秋だからでしょうか。
なんだかオセンチな気持ちです。
気を取り直して、本日はDAY11。
DAY18頃排卵するしるみにとって、あと1w程で今周期の排卵日が来ます。
ちょうど満月の頃に排卵し、新月の頃に生理を迎えます。(本当は迎えたくない・・)
今周期こそ妊娠したい・・・。
現在低温期の真っ最中ですが、寒くなってきたので、その日の気温や体調に合わせてよもぎ温座パットを使うようにしています。
そもそも低温期はある程度低い体温でないと良質な卵が育ちません。
かといって、高温期に温めすぎるのも着床の妨げになるため過剰な保温は逆効果になります。
元々基礎体温が高めなしるみにとって、温活のやり方や程度は気を遣うところですが、身体の声に素直に耳を傾けるように意識しています。
足下が冷えていると感じたら靴下を履く、体感温度に合わせて肌着を変える。
よもぎ温座パットは、主に外で過ごす事が多い日や、気温がグッと冷え込む日に使用するようにしています。
以前もよもぎ温座パットについて記事をまとめています。
なぜ、女性の身体にはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンがあって、1周期の中でホルモンの変動があるのか。
もちろん、意味があります。
(ちなみに過去にまとめた記事がこちらです。)
エストロゲンは体温を下げる役割を持っています。
重複しますが、体温を下げる事で質の良い卵子を作るためです。
プロゲステロンは体温を上げる役割を持っています。
高温を維持する事で子宮内膜をフカフカに維持し、受精卵が着床しやすいようにするためです。同時に、次の排卵を抑える働きもします。
人間の身体には恒常性が備わっています。
バランスがとれているからこそ妊娠出来るのです。
脳は適切な身体の状態を維持するため各器官に命令し、ホルモンバランスを整えています。
折角自分の身体がホルモンを適正に保とうとしても、それを阻害する働きをしては勿体ないと思います。
ストレスや喫煙、飲酒や睡眠不足、栄養不足に運動不足など・・不規則な生活がもたらす弊害はもちろんのこと、身体のために善かれと思ってしている行為が、実は逆効果だった、なんてこともあるかもしれません。
ほどほどが一番です。
よもぎ温座パットは、子宮により近い外性器を直接温めることで、子宮や卵巣周りの血流を良くして妊娠力を高めたり、冷えによる慢性婦人病の症状軽快が期待できる優れものです。
正しい用法で、時間を守って使用すればじんわり身体の芯から温まる優れものです。
けれどやり過ぎは禁物です。
自分のその日の体調に合わせて、ほんのちょっと乱れた恒常性の支えになれるような、あくまでもサポート的な位置づけで使用することが大切かと思います。