以前の記事でも書きましたが、稽留流産後、体調の変化を感じることがいくつかありましたのでまとめたいと思います。
過去の記事はこちらです。
稽留流産前と現在を比較してみて違う点
⚫️エストロゲンとプロゲステロンのホルモンの影響による気分・身体の調子の違いが顕著になりました。
エストロゲンはキラキラ期、プロゲステロンはまったり期とよく言われていますが・・・エストロゲンが優位になる低温期は、世界が色づいて見え、心がウキウキ高揚します。生理がきてリセットしても、「また次頑張ればいいのよ、大丈夫大丈夫。なにか楽しいことしよう」と前向きな気持ちを保てます。
しかし、プロゲステロンが優位になる高温期になると一気に精神状態が不安定に。
ちょっとしたことでイライラしたり、感情の起伏が激しい上にコントロールが困難です。「もうすぐ生理予定日。また妊娠していなかったらどうしよう。周りの子はみんな妊娠してるのに、どうして私だけダメなの・・。」とネガティブモード全開です。
今までは、感情の起伏はほとんどありませんでしたが、流産後に顕著に変化しました。
⚫️排卵日になると調子が悪くなる。
エストロゲンとプロゲステロンのホルモンの切り替えの時期だからか、ここ数回の排卵日は決まって調子が悪いです。全身の倦怠感、軽い冷や汗、空腹感、貧血様症状を感じます。
これも以前はなかった症状です。
⚫️排卵日付近に子宮の違和感を感じる。
おそらく、排卵にむけて卵胞が大きくなる影響なのか、左右片方の卵巣付近が断続的にチクチク痛むことがあったり、子宮の疼きを感じることがあります。排卵後にはこのような症状が消失しますので、いわゆる排卵痛というものなのでしょうか。
⚫️生理3〜4日前より子宮の違和感を感じる。
もともと生理痛をほとんど感じない体質でした。今までですと、生理が来る直前にお腹に軽い痛みを感じていましたが、最近は数日前より子宮に違和感を感じるようになりました。痛みではなく、ここに子宮があって、なんだか疼いているな、と感じるような具合です。生理が始まってしまうと、この症状も消失しますので、生理前の軽い子宮の収縮なのでしょうか。
⚫️排卵出血があった
1度だけでしたが、排卵出血がありました。産婦人科の先生は問題ない、と言ってくれましたが、長いお付き合いをしている生理生活の中で初めての出来事でした。
⚫️胸が張らなくなった
これは稽留流産前からなのですが、以前は(といっても数年前)生理前になると胸が張ることが多かったのですが、ここ最近は胸が張る症状がなくなりました。
結局のところ、ホルモンバランスの変化の影響なのでしょうが、全く張らなくなったのでそれはそれで心配にもなります。(ちなみに、稽留流産してしまった前回の妊娠時も胸は全くはりませんでした。)
以上、稽留流産を経験したことによる体の変化をまとめてみました。
ホルモンバランスの変化、体質の変化。
一言でそう言ってしまえば簡単ですが、今まで長いこと付き合ってきた自分の体がいつもと違う症状を示している、ということは結構不安になるものです。
ホルモンに詳しい看護師さんに上記を相談してみたのですが(しるみも一応看護師ですが・・・)やはり、妊娠、流産、出産を通して女性の身体は変わるとのこと。
女性の身体って、思っている以上にデリケートで揺らぎやすい存在なのですね。
ホルモンの分泌量に変化があるだけでも、自覚症状の有無が違ってくるでしょうし、ましてや稽留流産という今まで経験したことのない身体の変化に対して、何一つ変わらずに今まで通り過ごせる、という方が珍しいのかもしれません。
少し話が変わりますが、しるみの場合は髪質も流産前後で変わりました。
割と癖のないストレートヘアーでしたが、流産経験後、うねりが強くなり美容師さんにも指摘されました。
副腎皮質に強いストレスを感じると、髪質などの体質自体も変化することもあるそうです。
しるみの場合の身体的変化は以上になりますが、人それぞれで変化の度合いや症状は違うかと思います。
今までの自分を振り返ってみて、現在の身体の声を聞き、知る、比較する。
今までの自分と同じでいれないことは、怖いことですが、ライフステージ毎に繊細に変化していくものですので、少しずつ受け入れていければいいな、と思います。