最近、不妊症の定義を性生活2年から1年に短縮するという議論が持ち上がっていましたが、それにより早期の不妊検査を受けてもらうことが狙いだそうです。
はやければ2015年8月に正式に変更されるようです。
「仕事で忙しいから」「自分は大丈夫だから」といった自己判断により時すでに遅しとなる夫婦が少しでも少なくなるように大々的にアナウンスしてほしいものです。
不妊症の原因の約半分が男性不妊だそうで、日頃妊活でいろいろできることはやっている身なので、気になったので調べてみました。
主な原因としては3つ
- 精子をつくる機能の問題
- 精子の輸送経路の問題
- 性機能の問題 (勃起障害、射精障害)
とのこと。
それらの問題を把握するためには泌尿器科で「精液検査」を受けなければならないそうです。
検査日の数日前から禁欲をして、検査当日に病院の個室で自分で精液を採取します。
《精液検査の目安》
- 精液の量・・・1回の射精で1.5ml以上
- 精子の数・・・精液1mlの中に1,500万以上
- 精子の形・・・形のよい精子が全体の4%以上
さらに不妊症が疑われる場合は、次の項目にて検査も行われます。
- 精巣の大きさ
- 精巣の炎症の有無
- 精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)の有無
- 男性ホルモン(テストステロン)の値
精索静脈瘤とは、精巣から心臓へ流れる静脈の血流が悪くなり、巡りが悪くなった血液が溜まって静脈の一部がはれるものとのこと。手術や薬物療法で治すとのことです。
男性不妊と判断される前に気をつけたいこと
ボヨとしましては、まだ稽留流産後本格的に妊活を再開して数ヶ月ですのでこれらの検査は受けておりませんが、半年後も授かることができなかった場合は本格的に検討したいと思っています。
また、医療機関で処方される男性型脱毛症(通称:AGA)用の飲む薬プロペシア(propecia)などは不妊症の副作用を起こす原因となった症例もあるそうです。頭髪が気になっている方でも利用は控えた方がよいのかもしれません。
毎日夫婦で飲んでいるマカサプリは、男性ホルモン(テストステロン)の量減少を防ぐ働きもあるのだそうです。
また母子手帳にも摂取を推奨するよう記載されている葉酸サプリも、精子の染色体異常対策に一役買ってくれるとのこと。
他にも毎日の食生活や適度な運動など 今できることを地道にやっていくしか男性不妊を防ぐ方法はないようです。