度々、妊活ご飯シリーズでもご紹介していますが、私たち夫婦は流産経験後、青魚をよく食べるようにして食生活の改善を図っています。
それは、青魚の血液サラサラ成分と呼ばれており、赤ちゃんの脳神経や網膜の発達に良い影響をあたえるDHAやEPA(オメガ3)、骨粗しょう症を防ぐためのカルシウムが多く含まれているからです。白魚ではなく、青魚であるのがポイントとのことです。
妊活期におけるDHA・EPA・カルシウムの主な働き
- DHA(ドコサヘキサエン酸)・・コレステロールを減らす、血液をサラサラにする
- EPA(エイコサペンタエン酸)・・中性脂肪を減らす
- カルシウム・・骨の形成を促す女性ホルモン(エストロゲン)の減少を防ぐ
ボヨは、趣味がマラソンやトライアスロンなどアクティブな割に、日々の摂取カロリーが消費カロリーを上回っているのか、まだまだ現在進行形でぽっちゃり体型(体脂肪率22%)なので、DHA・EPAの摂取によるダイエットも兼ねて。
しるみの場合は今後妊娠期に入った時にカルシウムがかなり消費されてまたイライラ期になるのを見越して、それぞれの目的のために積極的に摂るようにしています。
下の資料は文部科学省が定期的に発表している、食品標準成分表です。食べられる部分100gあたりのDHAEPA含有量を指しています。 妊活期・妊娠期・出産直後とどの時期においてもでDHA・EPAの推奨摂取量というのは変わらず1g(1,000mg)と言われています。
この調査結果からいくと、マグロ・サバ・サンマ・ブリ・ハマチ・サバ・キンキ・マグロ・マイワシといった9種類の魚がその1gのDHA/EPA成分基準を満たしています。養殖ハマチはあと20mg足りないようですが、ほぼ合格ラインですね。因みにこれが白魚になるとぐぐっと成分が下がってしまうそうです。
とはいえ、毎日妊活用の青魚食生活は非現実的です
どんなにDHA・EPA・カルシウムといった成分が妊活によいとわかってても、毎日マグロ、サンマ、サバなどを食べるのは現実的に無理な話ですよね。お肉を食べたい時もあるでしょうし、何よりエンゲル係数が凄い数値になってしまいます。
また、DHAEPAといった不飽和脂肪酸は熱にかなり弱い特性をもっていて、1度でも熱を通すと栄養分が流れ出てしまう恐れがあります。
それでも、私たち2人で出来ることはすると決めているので、青魚食事だけでは補えない分量のDHAEPAをサプリメントで補うことにしました。
ボヨの3年にわたるコレステロール値の変遷
私が妊活用に飲もうとすすめられる前から、ボヨは青魚の知恵を飲んでいたようで、この前健康診断の結果が出たばかりでコレステロール値はご覧の通りになっていました。
- HDLコレステロール値(善玉)・・・2013年は60mg/dl 、2015年は52mg/dl
- LDLコレステロール値(悪玉)・・・2013年は161mg/dl、2015年は117mg/dl
- 中性脂肪・・・2013年は73mg/dl、2015年は40mg/dl
まだまだ見た目ぽっちゃりですし、DHAEPAのおかげだけじゃなく日々の運動の成果の賜物であるかと思いますが、サプリを飲み始めた時期と見事に重なっており、2年にわたり数値はよい方向に向かっているようです。
LDL÷HDL=1.5以内が適正値
コレステロールの黄金比率というものがあるらしく、適正値はLDL➗HDLで1,5以内とのことです。ボヨはまだ2.25なので改善余地ありのようです。
本人も稽留流産は精子の染色体異常が原因だったのではないか、男性不妊だったのではと自責にかられており、その反動で日々のサプリの摂取や食生活に細心の注意を払って健康体になりつつあるようです。中性脂肪やコレステロール値などは妊活期に限らず、なるべく適正値に保っておくに越したことはないですね。
もともとお酒はほとんど飲まない、タバコは一切吸わない夫なので食生活を変えればがらっと良い方向に変わっていくのだと思います。
これからの長い夫婦生活、 DHAサプリで健やかに過ごせる手助けができるのだったらよい自己投資かと。
私もあんまりボヨにプレッシャーをかけることなく、たまには夜のジョギングにでも付き合ってみようと思います。